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降り立った2人……“奈落の王”と“アルファ・オメガ”。
奇妙に落ち着いた2人の外貌は、どこか門留、そしてジラーと似ていたが。雰囲気においてまったく異なっていた。
半魔にはない、揺らがぬ絶対のエゴの気配が、その正体か。
“奈落の王”は温和に微笑み、口を開いた。
奈落の王:「……ああ、似てるな。久しぶりの地球のにおいだ……」深呼吸。「そして、お前が、こっちの俺か」
門留:「ハン、よく言うぜ。例え途中まで同じ記憶を持っていたとしても……俺とお前がイコールになる訳がねえ」不愉快そうに顔を歪める
奈落の王:「そりゃあそうだな。造作は一緒でも、見た目も違う。はは、お前、シケた顔してるぜ。丸でちょっと前の俺……よりゃあ、少しマシか」
門留:「少なくとも俺は“地球を消す”なんて真似せずにここに居る。……一体、何やらかしやがった、お前」睨みつけながら、問う
アルファ・オメガ:「そこが気になるのは当然ね。込み入った話になる前に、私も自己紹介させてもらうわ。初めまして、沢渡門留くんに……ジラー・アーネイト。紛らわしいから、私のことはアルファ・オメガでいいわ。呼びたければ、エイミーでもスーザンでもなんでも」 ジラーに微笑みかける。
ジラー:「あら、どうも。……あなたも因果なものね」
ジラー:「まあ、あなたの世界ではあなたが成功した。さぞあの狂科学者サマは嬉しがったでしょうね。それともあなたの活躍を見る前に先にくたばったかしら?」
アルファ・オメガ:「彼には感謝している。他のみんなにも。彼には常に特等席にいてもらっているの。もう自我はないけれどね。」 守護巨人を召喚する。
ジラー:「――だけど、あの25人の名前を冗談で使うのはやめなさい。いくら私でも許容できないわ」 苦々しく口の端を歪めながら。
アルファ・オメガ:「冗談? 冗談ではないわ。あなたなら分かるでしょう。私は、“すべて”になったのだから。――守護巨人カレイドスコープ。この中に“みんな”いる。みんな“わたし”になってくれた」 花の咲くような笑顔。
奈落の王:「アルファ・オメガはいつでも本気だぜ。……さて、聞いてみたかったんだ。こっちじゃあ、どうなったんだ? 船長は? “彼女”は? お前自身は?」
門留:「(アルファ・オメガ、AからZ。25……ジラーさんを入れるなら、26……まさか)そっちの事情はよく知らないが、まさかアンタは……統合体、か?」>アルファ・オメガ
アルファ・オメガ:「こっちの門留くん、王様ではないけど君より察しがいいかもよ、“奈落の王”さん。ご名答。肉と力はすべて取り込んだ。精神は、ゲシュタルトを統合し主体を取ったのが私。博士は良いハブとなってくれたわ」
門留:「さあな。俺はあの銀河一つ消し飛ぶ箱を抱えて、虚数空間の裂け目に飛び込んだ。弾け飛ぶ直前、この腕で無理やり地球への帰還を願って……成功した、らしい」
奈落の王:「……そうか。じゃあ見てないんだな。あの人たちの死に目は」
門留:「船長や皆、あの娘は……運が良けりゃ今も生きてるだろうさ。そんだけの力を持ってるのは、お前だって知ってるだろう?」
門留:「――お前は、見ちまったのか」
奈落の王:「ああ。無敵だと思ってたよ。誰より尊敬してた。家族より愛してた。故郷を思い出して寂しくなっちまったこともあるが、それでもあそこはもう俺の居場所だった。……だが、そこまでだった。上には上がいるもんだぜ。あんな”箱”一個のために、封印されてた聖骸機までバカが解放しやがった。行動は、俺もお前と同じだ。ただ。それを俺がするために……あの人たちは、皆、死んだよ。俺の耳元で断末魔をいくつ聞いたかわからねえ」
奈落の王:「俺は、そうして、“帰って”きた。だが……あれだけ恋しかったはずの故郷に、俺だけが生きて帰ってくる。おかしいと思わないか? 何事もなかったかのように世界が運行してる。おかしいと思わねえか?」
奈落の王:「俺はおかしいと思った。だから――“やり直す”ことにした」
奈落の王:「因果を書き換え、もう一度あの人たちに会う。そのためには、この星の世界律が邪魔だった。長沢さんが、野白さんて昔の同僚を蘇らせるのに失敗しててな。この星じゃあ、因果律一個書き換えるのにも手間がかかる。しかも、こいつが銀河ドミニオンにも波及していることに俺は気付いた」
奈落の王:「邪魔だったんだよ。俺の“地球”はここじゃない。あそこだったんだ。船長たちと会った場所。すべてが混沌に沈んだとき、俺の夢はまた動き出す。そのためには――世界を奈落にしなきゃならねえ。巨大な混沌の、“海”にな」
アルファ・オメガ:「ただ、それをするには地球の守護者がいたの。私たちは利害が一致した。彼女を消し飛ばすために作られたのが、私だったのだから」
グレートヒェン:「そ、そんな、理由、で……あたしの、あたしたちの世界を……」 口を閉じた2人を見て、愕然としている。
門留:「……地球ドミニオンという『楔』を……消したのか。こっちに……“皆”が生きてる因果が存在する、この世界に繋げる。その為に……」
門留:自分が辿ったかもしれない、一つの可能性の顛末を聞きながら、顔を伏せる
奈落の王:「ああ。ここの地球ドミニオンも奈落界に沈める。そうすりゃあ、あっちにも事象が輸入されるからな。正確には、“あっち”も“こっち”もなくなる」 むしろ屈託なく笑う。
門留:今更だけどリバーサル=反転の意味があるから、「もうひとりの自分」が出てくるのはタイトルの段階で予告されてたのか
シング:EXACTLY(その通りでございます!)
門留:ルート分岐、予想はしてたけど「絆の喪失」かぁ……>門留は旅の仲間の喪失、ジラーは実験成功による“統合”の結果として
シング:そうですね。厳密なデータ的処理ではありませんが、2人とも「奈落堕ち」した存在です。お2人ともタフなので、それくらいないと闇堕ちしなさそう。
ジラー:「――あなたたちの事情は理解したわ」
ジラー:「だからこそ確信できる。あなたたちに共感はできない」
ジラー:「守護者殺しが成功の基準で、あなたが成功品ならば、私は“失敗作”でいいわ、アルファ・オメガ」
ジラー:「あの暗い研究室はおぞましいものだったけど、それでも他者という絆があったから耐えられた――それすら自ら投げ捨てたあなたは、もう怪物でしかない!」
門留:「同感だね。……俺の事をシケた面っつったな。自覚はあるさ。だがお前こそ、どのツラ下げて“やり直せる”なんてほざきやがる?」顔を振り上げ、強い意志を込めて向き合い
アルファ・オメガ:「そうね。私も、そう思っていた頃が、あった気がする。エイミーやスーザンと、痛みの中で他愛もない会話をして、そこから逃れていたことが」 少しだけ遠いところを見る目。
アルファ・オメガ:「でもそれもひとつになるためのことだったの、ジラー・アーネイト。貴方はひとつになる喜びを知らない。……だから、もうひとりのわたし。あなたにもそれを教えてあげるわ。私とひとつになりましょう」
アルファ・オメガ:「私は、きっと貴方のことも大好きになれる」 微笑む――それはエゴだ。絆ではない。
門留:「悲しいだろうさ。苦しいだろうさ。それでもなぁ……、シングやグレートヒェンを、あの境遇を知った上で笑ったままでいられるようになっちまって、それでもあの人達と“やり直せる”なんて本気で思ってるのかテメェは!!」
門留:「過去に逃げ込んでそんな醜態晒すくらいなら、俺はシケた面で……迷って、立ち止まったままでも構わねえ!」
ジラー:「願い下げよ、もうひとりの私。――この街で生きることになった私に、流儀を教えてくれた人がいる」
ジラー:「受け継いだ流儀は曲げない。とうに決めたんだ。私は、他者との関わりの中で生きていく! 独りじゃない!」
ジラー:愛を1点消費して、【エゴ:黒沢の模倣】を修復。「黒沢大悟」の絆の関係を「継承」に変更します。
奈落の王:「いい顔するじゃねえか、“俺”。――はは、もう俺しかいねえ。俺がやらなきゃ他に誰もいねえ。言われただろ、船長に」
奈落の王:「『超空洞を渡るときは笑ってやれ』ってな」 宇宙スラングを口にする。 「俺はやり直す、やり直せる、そのためならどんな犠牲でも払えるし何だってできる!」
奈落の王:ああ、俺は“地球探索者”、俺の“地球”を探す者、サーティー・モンドだ!!」
奈落の王:海賊の、豪快と残虐の混じった笑みを浮かべる――“奈落の王”は、ルーツ:宇宙海賊を持つ。
門留:「下向いたままでも……眼の前にある“宝”を見失わない、それがあの旅で教わった、俺の勝ち得た“宝”だ!」右腕を輝かせ、叫ぶ!
門留:こちらも愛を1点消費。【エゴ:やりたいことをやる】を「絆:輝かしき日々(懐旧)」に復元します!
門留:「なら、俺は俺の見つけた宝を守る!キャプテン・ストライダムの元クルー……“蒼い輝きの探索者”、サーティー・モンドとして!」
門留:《魔獣化》して、目の前の男に銃口を突きつける!
アルファ・オメガ:「そう……そうなのね。真の悦楽を知らぬ私。憐れとは思わない。無意味とも思わない。けれど、ならば、だからこそ貴女に理解してもらう必要がある。“ひとつ”になった私たちの性能が、“絆”という脆弱を孕んだ貴女よりも遥かに強大であることを! さあ、出しなさい、あなたの守護巨人を! 私のカレイドスコープとどちらが上か! とても、楽しみだったの! どんな楽しい戦いになるのか、って!」 彼女には一片たりとも自分への疑念はない!
奈落の王:「はン、見せてみろよ! お前の“宝”の価値を!」 同じく右腕が耀く。 魔獣化! 虚空の門から快速型宇宙海賊船が現れ、奈落の王の身体が、パイレーツジュストコールに包まれる。 「ここからは、《海賊式で行くぜ》!!!! もう一人の“俺”!!!!」
シング:ほんとにキャプテンストライダムw
門留:イメージソングとして最初の歌詞が似合ってたので……w
門留:これの使われたアニメの主人公も「帰還者」だったしね
シング:あやかしあやし、懐かしい……
ジラー:「――いいわ。プリズム・タイタン、その真名を明かしましょう」
ジラー:「原初の一。すべての始まりになった少女。全てを取り込んだが故に転げ落ちるように自壊した、私の友達」
ジラー:「私がサルベージできた、25人のうちのただひとり――行きましょう、“アミー”」
ジラー:少女の幻像が背後で瞬き、虹を纏って戦闘形態を取る!
門留:ああー……こちらのジラーさんも『アルファとオメガ』であったのか……
GM:ヤられましたね!!<Amiさん
ジラー:言語をまたいでるけどこの言葉遊びは入れたかったのです。
GM:成る程!!
すべてを取り込んだがゆえに万色を放ち定形を持たぬカレイドスコープの前に、たったひとつの存在を核としたアミーが立つ。<
2人の帰還者が、銃口を突き付けあう。
戦いの火蓋が、切って落とされる――。
GM:こんな感じで、お2人の奈落落ちバージョンを妄想してみました! GMはとても楽しかったです!
ジラー:奈落落ちって(よほど異常事態にでもならなければ)プレイヤー側で演出することは滅多にないですもんね。面白いものを見せていただきました。
門留:こちらも設定を上手いこと拾って頂いて凄い興奮してます!ありがとう!
GM:お2人の啖呵がかっこよすぎてずっと悶えてました……もう次、エンディングフェイズでいいんじゃないかな……。
門留:おかげでやろうと思ってた『ブルーシーカー』の表記変え(地球探索者→蒼い輝きの探索者)が綺麗にハマった
GM:いや~~、こっちが「地球=故郷=居場所」にこだわり続けてしまった、っていうのに対して耀きという強い言葉でアンサーが返って来たのでウッヒャーとなってました(語彙!)
ジラー:あの対比はとてもよかったですね!
門留:地球に辿り着いて燃え尽き中からの「輝いて見えるものは自分の中や周りにちゃんとまだある」に気づく、というルートは元々やりたかったので
門留:奈落の王ルートが完全に逆の事辿ってたから上手いこと対比になりました
門留:アルファ・オメガの設定も驚いたけど『成功した実験の成果物』として見るなら確かにあり得るんですよね>成功した一体ではなく、全てのサンプルの統合体
GM:ギャシュリークラム計画があまりに面白かったので、折角なんで全部入れ込んでしまいましたw
ジラー:背景事情を何らかの形で拾うことは有りうるし自分の演出にも使うつもりでいたけど、こう拾われるとは思いませんでした。面白い…w
GM:設定等勝手に使わせていただいているので、「俺のキャラそんなかっこ悪くないんだが???」と怒らずにいていただけて、胸をなでおろしております…w
門留:ルート分岐ポイントと変化の仕方が自然に思えるロールになってたので大丈夫ですよw
ジラー:背景事情ここまで汲んでいただけていると基本感謝の念100%ですね…
門留:ちなみに演出に力入れまくってて忘れてましたけど、儀式の妨害判定は戦闘中に行う流れですかな?
GM:そう言っていただけて安心しました……ありがとうございます。
GM:判定自体は、フリーアクションで行えます。戦闘前に行っていただいても構いません。
ジラー:行動は消費しないわけですね。了解です。
門留:了解です!
GM:NPCは特にありませんが、演出で奈落の王の元に快速型宇宙戦艦が現れます。個人用のヨットのような突入帝です。
奈落の王:「暴風は帆に届いてる! 天候最悪、波高し! 最高だな!」
ジラー:では、セットアップ行動宣言。アルファ・オメガへ《攻撃誘導》、同時に《魔獣化》《守護者召喚》!
ジラー:「さあ、証明の時だ! 行こう、アミー!」
アルファ・オメガ:あえて受けます。
門留:改めて《魔獣化》! そして最終変異によりポルテントゥスへの絆を【エゴ:“宝” を護る】に変化し、罪の取得を申請!
GM:いいエゴ!! もちろんOKです!
門留:感謝!
ジラー:ちなみにカレイドスコープは守護者として扱う形でよいのでしょうか。
アルファ・オメガ:はい、通常の守護者使いと大体同じと思っていただければ。
ジラー:了解です。
《世界律:神速》による追加メインプロセス:奈落の王
奈落の王:動きます! 《世界律:神速》!
ジラー:1回目は通しましょう。《エゴを阻む者》、使用しません。
奈落の王:ではいきます
奈落の王:《狙い撃ち》+《高速戦闘》+《異能:エンチャントアーム》+《海賊式で行くぜ!》+《異能:オメガエフェクト》
奈落の王:これに《世界律:無限》まで宣言しておきます。ここまでで対応ありますか?
ジラー:とりあえず《きらめきの壁》は確定で切るとして…
門留:ありがとう……!
ジラー:アーツを使用した直後のタイミングで《混血児:弱点分析》。短い時間でこの魔物の情報を分析にかかります。
奈落の王:戦闘が勢いまかせで、荒削りすぎるところと見切りました。門留が把握できたら、キャプテン・ストライダムのコピーめいたところがあるかも知れません。<弱点
奈落の王:(ダイスを振る)達成値25。《世界律:超越》で達成値45に!
ジラー:…む。これは辛いが…
門留:C値が無限で+2されてるから厳しいな、これは……
奈落の王:いかがいたしますか?
ジラー:全力でドッジ振ってから罪で届くかどうか考えるしかないか。《エゴを阻む者》はもう少し温存したいし…
門留:打倒者も流石に早そうだしなぁ
ジラー:《加速装置》でドッジに臨みましょう。(ダイスを振る)達成値20。これは無理か。おとなしくダメージをもらいます。
奈落の王:《世界律:絶望》。(ダイスを振る)合計86点ダメージ!
ジラー:【罪】の効果:復活 を宣言。【FP】15点でリザレクト!
門留:うおお……A値さえ有効なら生き残れたのが絶妙に悔しい数字……
ジラー:回避に特化しすぎて《不壊の盾》すら入ってないからこういう状況には脆いですからね…
奈落の王:「デカいのぶちかます!撃っちまったら、結果を見る必要もねえぜ!! ――“解放”ッ!!」
奈落の王:真紅の光が巻き起こり空間に皹が入る砲撃がぶちかまされる。
ポルテントゥス:「終わったか。俺などが出るまでもなかったな……」
ジラー:「流石に世界ごと貪るドミネーター……か!」 守護者とともに全力で防御するが受けきれず、守護者が一時的に吹き散らされる。
門留:「チッ、胸糞悪くなる戦い方しやがる……、ジラーさん、まだいけるか!?」
ジラー:「まだ……ここで倒れてなるものか! 行きなさい、門留くん!」
アルファ・オメガ:「そうこなくてはね、もう一人の私!」
ジラー:割と真面目に人間性が危険域なので、攻撃はアタッカーにお任せします。次で守護者再召喚しないといけないのであんまり守護者絶技に人間性を回せない。
GM:イニシアチブに戻って、他に行動する方はいますか?
門留:うーむ、特に近づけて美味しいヤツも居ないからなぁ……
門留:こちらはナシで
ジラー:《ワイルドカード》は宣言しておこう。「特性:ブロッカー」にチェンジします。あとで召喚し直し。
奈落の王:では、奈落の王のメインプロセス
奈落の王:《高速戦闘》《異能:エンチャントアーム》《海賊式で行くぜ!》《異能:オメガエフェクト》
奈落の王:世界律はありません。ここまで何かありますか?
門留:他者干渉が基本的に出来ないので、なし!
ジラー:現状取れる手段がないので、このまま行くしかないかな。
奈落の王:地球ドミニオン、いただくぜ!(ダイスを振る)達成値26! 世界律等はありません!
奈落の王:「面白い! 冒険はこうでないとな……なぁ!」 2発目。精神を直接弾頭として打ち出す以上、ドミネーターのそれは絶対の破壊力を誇る!
ジラー:門留くんのリアクション見て対応を考えますので、先にお願いできますか?
門留:あい。とはいえ判定ブースト受けても固定値で負けるからなぁ。クリティカルに掛けるか……
門留:まだ敵二体のデータも判明してないし、今は温存
GM:ちなみに世界律:超越は打ち止めです。
門留:ドッジ……(ダイスを振る)全然ダメ!
ジラー:グレートヒェンからのワンモアチャンスという選択肢はあるけど、攻撃に温存します?
ジラー:達成値26相手なら私は勝負できるので、そちらのクリティカル次第でドッジを諦めてカバーに入るかどうか考えることになるのですよね。
GM:マジで……<26なら勝負できる
門留:あー……。だったら自分の《第二人格》だけつかっとく。回避の目はそちらのほうがまだあるんで
奈落の王:「どうした、“蒼き耀きの探索者”!!」
門留:(振り直す)すまん、ダメだった……!!
グレートヒェン:「あ、あたしをいけにえにささげるとかりそめの死とか真の死をキャンセルできるッスから覚えといてくださいッス!」
ジラー:致し方なし。ガード+《守護の盾》によるカバーリングを宣言。
奈落の王:では(ダイスを振る)52点、「サイコアーム」の効果でガード値0扱いです。
アルファ・オメガ:「あなたのお友達はもういない。……彼の砲撃に耐える目はないわ」
ジラー:「――友達の背に隠れるだけで」
ジラー:「それだけで夜の世界を生き抜いていけないなんて、そんなことはあなた自身がよく知っているでしょう!」
ジラー:エゴの力を爆発させ、直撃を避ける形で演出としまして、「罪の効果:復活」。再び【FP】15に戻します。
GM:かっこい!!
ジラー:「さあ――行きなさい、キャプテン!」 庇った門留くんの射線を空けます!
アルファ・オメガ:「――彼の"腕”を、退けた……もう、お友達もいない孤独な貴女が? 面白い……。やはりの貴女も、私の一部にしたい!」
門留:「ああ……!やられた分はキッチリ返す!」瞬時の猛攻を凌ぎきってくれた彼女に悔しさ混じりの感謝をしつつ
門留:とはいえ、固まってると範囲攻撃の餌食でもあるんだよね……ジラーさんの負担がキツイし、いっそエンゲージ分けるのも考えた方が良いかな?
ジラー:次の行動で私が前に出ましょうかね。いずれにせよ近接メインなので。ただ、レンジドカバー持ってないので基本自力で何とかしてもらう形になります
門留:そうなるよな……。まあ、一発二発はなんとかしよう
門留:では動く!
シング:どうぞ!
門留:の、前にフリーアクションで『儀式の妨害』を宣言!
奈落の王:忘れてなかった!! 難易度25、加護・感情です!
シング:「もんど……!(もう自分を犠牲にしろとは言わないが、いざというときのために覚悟はキマっている目)」
門留:判定前に《刻まれし呪痕》を使用!
GM:おお!!
門留:「まずは……最優先事項からだ!」銃口を銀色に煌めかせ、照準を禍々しい渦の中心に
門留:(ダイスを振る)クリティカル、達成値45! ここでか! ありがたい!
ジラー:よし!
GM:ま じ で
ポルテントゥス:「貴様がいかな使い手だとて、ゲートを閉じることなどできぬ! ……いや、それとも……まさか、貴様、シングをオーバーロードさせるつもりか!?」
門留:「そんな真似、必要ねーよ。さっきの接続で“中心”は感じ取れてる。……そこ、だ」死地を超えた『次元の境』を見抜く感覚、それを信じ、水面に垂れる雫のような、静かな一発
門留:――それだけで、2つの世界の繋ぎ目に、ヒビが生まれだす
ポルテントゥス:「なん……だと……!?」
門留:「『手は綺麗に、心は熱く、頭は冷静に』……俺の中にあるのは、船長の言葉だけじゃない」右手を構成するパーツの一部、かつて戦い方を教えてくれた『最初の戦友』の教え
ポルテントゥス:「馬鹿な……我が術式が……"力任せ”ですらない……何だ!? お前の、その力は――ッ!!」
門留:そしてそのままメインプロセスに移行。マイナーで《異能:エンチャントアーム》、メジャーで《ストレンジアーツ:戦機女のたしなみ》!
GM:おおー!!
門留:対象は敵三体、アルファ・オメガは本体の方を選択!
奈落の王:「ははッ、やるじゃねえか、“俺”!! こいよ……!!」
門留:(ダイスを振る)命中判定クリティカル、達成値44!
門留:「――嵐を乗り切るには、風と波を読む力は必須なんでな」呟いた言葉通りの、精密さを持って放たれる4連射!
GM:劇場版か!?!?!?!?
門留:いい勢いだ!
GM:対象は全員ガード。アルファ・オメガは《挺身の僕》でカバーリング。
門留:ちなみにアルファ・オメガは誰をカバーするのかな?
グレートヒェン:このままいけば、奈落の王です。
門留:……むりに移し替え無効せず通すかなぁ。どの道、ジラーさんじゃないとトドメさせないらしいし
ジラー:こちらで載せてもいいですよ。素の火力、本当にLV1-2クラードを散らす程度の威力しかないので…
門留:んー……、シングが確か一回罪を使ってくれるんでしたっけ?
グレートヒェン:はい、使えます。
門留:じゃあ、そっち先にお願いしようか。奈落の王のFP削るのも十分アリだしね
シング:了解です。 では、愛と罪を使って移し変え無効を宣言します。
アルファ・オメガ:「やらせないわ。我が身に宿る26色の万能がひとつ――プルー・エフェクト。因果は私に終結する!」
門留:「――シング、頼めるか!?」
シング:「まかせて……!! 門留が、シングに、力を呉れた!!」 ポルテントゥスが展開していた魔素をハックし、門留の攻撃の「通り道」を補強する。 「いっけ――――!!」
門留:では自前の罪【やりたい事をやる】の罪を消費し、ダメージ増加とAG無視を宣言!
GM:了解!
門留:(ダイスを振る)69点、感情属性!
GM:うおおお、諸々無視ですね、これは……ポルテントゥス、何もできずに堕ちる!! アルファ・オメガ、重傷!!
ジラー:GJ!
門留:あ。エンチャントアームの増加分、忘れてた(ダイスを1個振る)75点で。
ジラー:追い打ちw
GM:まさかのw 奈落の王も被害甚大、ダメージ自体は全部通ります!
奈落の王:が、こちらもいきます! 《世界律:反射》!!
門留:グワーッ!?
ジラー:どうする? ここは止めどころのひとつではあると思うけど。定番どころの《崩壊》見えてないんで悩ましいところですが…
門留:確かにねー……
ジラー:罪1点で受けられる範囲ではありますが…ここの判断はお任せします
奈落の王:快速型宇宙船戦艦が(演出で)爆発四散! 縛炎の中から飛び出してくる奈落の王! 「こうでないとなぁ、冒険は! 銀河帝国辺境! 亡星クライシス宙域! ヒリつく危機の中、それを切り抜ける瞬間に耀きがあった! そうだろう、“俺”!!」 サイコアームから、赤い光が迸る。
門留:ん、ここは自分の罪で凌ごう
ジラー:了解です。
門留:その閃光を受けて膝をつく……が、サイキックで傷口を強引に再生し、余波で空間を歪ませながら立ち上がる
奈落の王:「確信したぜ。お前こそが、俺にとっての“世界の守護者”……条理を守り、俺の願いに立ちはだかる破壊者だと。お前を打ち倒せば、俺はあの場所に立てると!」
門留:「……否定はしねえさ。だけどよ、今のお前に……共に駆けてくれる仲間は、居るのか? 心の中によ」
奈落の王:「――わからねえよ」 一瞬、門留と同じ10代の少年めいた表情を浮かべ、また構えなおす。
門留:「俺はあるぜ。昔だけじゃない、今ここで手を繋げた仲間が!」シング、ジラー、グレートヒェンに視線を送りながら
アルファ・オメガ:「どうやら、フロックではないようね。私の因果干渉を断ち切り……カレイドスコープを半壊させたのだから」 荒い息をつく。 「ふふ……けれど、私もまた楽しい。それに、私には"仲間”がいる。こんなにたくさん!」 カレイドスコープの周りに、似たような形状の、しかし小さなものたちが「生えて」いく。
アルファ・オメガ:「我が26色の万能。見せてあげるわ」 実は武器は《ありえざる力:英雄宝具》で取得した無限の宝具です。
門留:うおお、アレかぁ……
アルファ・オメガ:「彼ら/彼女らが司るはずだった力のすべてがここには、ある。ジラー、貴女ならそれがどういう意味を持つかわかるはずね」
ジラー:「――本当に完成度は高いわ、あなたは」 溜息。「構えなさい、門留くん。凌ぐわよ…!」
門留:「まったく、下手に力量が想像できるのも困りもんだな。読み切れないと悔しさもひとしおだしよ……!!」
GM:《守護者絶技》《パーフェクトソルジャー》で範囲攻撃。何かありますか?
ジラー:判定前タイミング、何もありません
門留:なしー
GM:ではいきます。死んでもらう!!
アルファ・オメガ:「耐えるだの、凌ぐだの…それに意味を持たないがゆえの、ギャシュリークラム・プロジェクト! 破滅の権能を受けなさい――地球の守護者を飲み込んだ万色の破滅!」
GM:(ダイスを振る)達成値23! 良!!!!!
ジラー:[翻弄:ジラー]のアルファ・オメガに対して、《立ちはだかる壁》を「射程:シーン」として発動! 達成値を-3!
アルファ・オメガ:あー!!!! 受けてた!!!!! 確かに!!!!
ジラー:目標値20に減らして、門留さんから判定どうぞ。
門留:ありがとう! 《異能:ボーダーディゾルヴ》でドッジ(ダイスを振る)クリティカル、達成値42。
GM:なぁにこれぇ
門留:さっきからどうしたの俺(
ジラー:確変中ですねこれは…
門留:「――ああ。確かに大したモンだよ。俺が見てきた力の中でも相当だ」
門留:「だけど……だからこそ、『染まり過ぎてる』」無造作に、左手をかざす。物理的な力にはなんの意味もない動作
門留:しかし、奈落から力を得た『異常過ぎる力』は、それだけで勢いを失い、一人分の空白地帯を生み出す
ジラー:こちらも《加速装置》でドッジ。ここは…グレートヒェンから《フォローアシスト》をいただけますか?
グレートヒェン:「おっけーッス!」 《フォローアシスト》!
ジラー:守護者がいない分、これで五分…!(ダイスを振る)出目1・2で達成値18。…無駄なくいけたか。《打ち払い》宣言!
門留:お見事!
GM:この出目で届くのかよォ~~~!!!!!
ジラー:このタイミングで改めて《魔獣化》《守護者召喚》を宣言して、守護者を再度登場させます。【FP】10点回復!
GM:アツい!!!!!
アルファ・オメガ:「ジラー・アーネイト! 別個の存在との繋がりなどというまやかし、私には通用しない! 沢渡門留! "王”との撃ち合いで手負いの貴方にかわすすべはない!」
ジラー:「力任せで制御が甘いのよ、あなたは!」 攻撃を紙一重で捌き、再び虹の巨人を呼び出して構える。
アルファ・オメガ:「(目を見開く)何っ……何が!?」
門留:「……よっかかり過ぎなんだよ、アンタ。そっちの“地球探索者”のように素の技量まで高けりゃ当たってたかもな」
門留:「だから、同じ力を使わずともジラーさんなら避けられる」
アルファ・オメガ:「ありえない……!」 初めて焦りの表情を浮かべる。 「26通りの死すべてを……捌いたというの!? 守護巨人のない状態で……!」
ジラー:「確かに兵器としての完成度はあなたのほうが上かもね」 率直に述べて。
ジラー:「だけどあなたは、その力にかまけて力の“使い方”を見失った。そんな腑抜けた守護者殺しに、そう易々と殺されてたまるものですか!」
アルファ・オメガ:「…!」 絶句する。
ジラー:では、イニシアチブプロセスに動きます!
GM:では次の【イニシアチブ】 何かある方? こちらはないですが
GM:おおっと!
ジラー:《守護者転移》で、守護者をエンゲージ2、アルファ・オメガのエンゲージへ!
ジラー:「あなたほどの破壊力はないけど、こっちの世界の“守護者使い”の戦い方、見せてあげるわ」
ジラー:そのまま割り込みがなければメインプロセスに移ります。
アルファ・オメガ:割り込み、なし!
アルファ・オメガ:「ならば…見せてもらいましょう。貴女の、流儀を」 落ち着きは取り戻している。
ジラー:ムーブアクション、ジラー本体が“奈落の王”のエンゲージへ通常移動。
ジラー:マイナーで《守護者絶技》を宣言。選択する追加効果は「命中判定+3」。
ジラー:メジャーで守護者からカレイドスコープへ《ブレイクブースト》! 倍振り領域なんでもう割り切って動きます。というか足りるかこれ…?
GM:ヤバレカバレだ!
ジラー:命中判定!(ダイスを振る)クリティカルして達成値48。
門留:うおおおお
GM:……
GM:なぁにれこれぇ
GM:ぐっ……ぐぐぐ、出目が12でも、よけられない!
GM:がー、ど
GM:です。特性:ブロッカーでガード値は+3されています!
ジラー:ここで排除しよう。罪を1点消費して、ダメージの増強を宣言!
GM:(^^;
ジラー:(ダイスを振る)52点、〈技術〉属性!
GM:あ~~~~
GM:それで、完全に落ちます……演出、あればください!
ジラー:「――私たちは守護者に対する抑止力を目指して、ありとあらゆる尊厳を一度踏みにじられた。あなたに思うところがないわけじゃない」
ジラー:「だからこそ、私たちの手で――終わらせてあげる」 極光をまとう守護者の一閃が、カレイドスコープを両断する!
GM:万色に耀き、強大な装甲をまとう形態に変化したにもかかわらず、まるで無関係のように切り裂かれる。カレイドスコープが「解け」、光の粒子となって溶けていく。アルファ・オメガは胸を押さえて膝をつく。
アルファ・オメガ:「まけ、たのね……私は……ああ……私たちが、消えて、いく……」
アルファ・オメガ:「ジラー・アーネイト……かつていた、かつての、私……」 顔を上げる。全身に皹が入りながら。 「……あなたは、どうして、そこまで強く、あれるの……どこまでいっても、絆があっても、ひとりは、ひとりであるのに……」
ジラー:「さようなら、もうひとりのわたし。……あなたは多くを取り込みすぎて、貫くべき自分を見失ってしまった。私のアミーと同じ」
ジラー:「芯のない意志は、強く在れない――私とあなたの差は、それだけなのよ」
アルファ・オメガ:「そう。……わたし、“失敗”、してしまったの、かしら……」
ジラー:「兵器としては間違いなく成功だった。あなたでなければ門の向こうはこうはならなかったのでしょうね」
ジラー:「だけど……ヒトとしての在り方を違えた以上、成功も失敗もなく、いずれ破滅が待ち受けていたのよ」 鏡写しの自分に背を向けて、声を震わせながら。
アルファ・オメガ:「……。なら貴女は。……ただ"強かっただけ”の私を超えるナニカだと。 ……証明して、頂戴。 その半端な場所にあり続けることで……」
アルファ・オメガ:「貴女は、向こう見ずだから、心配だけれど……“私たち”を超えた貴女への……おね、が……ぃ……」
アルファ・オメガ:ゆっくりと倒れ、動かなくなる。
ジラー:「――ええ、必ず」
門留:よい、決別だ……(見入っていた
奈落の王:「また仲間が死んじまった。忠を尽くしてくれたポルテントゥスも、良き同志だったアルファ・オメガも。悲しいな、本当に」
奈落の王:「仇はとるぜ。それが海賊ってもんさ」 悲しみの声だが、どこか飄々としている。
門留:っと、ジラーさん奈落の王とエンゲージしてるのは《打ち払い》の射程の関係? じゃない。《たちはだかる壁》か《ルアーリング》の方か>意味はないけど《アポートアザー》使いたいが、戦術的利点を潰したくないので確認
ジラー:《立ちはだかる壁》の対象の関係ですね。ルアーリングは味方に撃つので、現状は打ち所がない状況。
GM:w
ジラー:次のアクションが回ってきたら守護者をエンゲージ1に戻そうかと思ってますが、その辺は任せるかな。「特性:トリッキー」もまだあるので。
門留:おお、了解。それじゃちょっと好きにさせてもらおう
GM:次のアクションの前に皆さんを皆殺しにしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
ジラー:ヒッ
門留:「――いい加減その『真似事』も空々しいんだよ」その態度に、バイザーごしに言葉を投げつける
奈落の王:「真似事、か。手厳しいな」
門留:「夢も、仲間の意味も見誤ってる奴が海賊を名乗る?笑わせてくれるぜ。……本気で口にしてるってんなら」ぐい、と銃口からアンカー状の光を具現化し
門留:「――この半端者ぐらい、真っ先に仕留めてみやがれ」《アポートアザー》で奈落の王を引き寄せる。抵抗するなら感情で対決をしてください
GM:ここは抵抗しましょう。【感情】めちゃめちゃ高いですし!
門留:では(ダイスを振る)達成値15。うむ、流石にもう運が尽きてきたか
GM:何か判定への修正等ありますか?
門留:特になし!
GM:了解です。【感情】でリアクション(ダイスを振る)達成値25。
門留:元々挑発目的だしな! 好きに勝ち誇ってくれ!
奈落の王:「夢ならあるさ……見果てぬ夢が」 失った仲間たちを虚空に見る 「仲間ならいるさ……この道の先に」 「だから、そのために。この世界を、俺は略奪する!!」 それは確かに海賊らしいが――恐るべき強奪者としての海賊のロジックだった。
奈落の王:アンカーを右手で巻き取るように受け止め、ぐっと拳を握ると光が砕け散る。 「“俺”を真っ先になんてけち臭いことは言わないさ。一切合財、この場の全部……平らげてやるぜ」 海賊のロールの下、眼鏡型HUDの奥の瞳には、虚無と絶望、それゆえの狂った希望が渦巻いていた。
門留:砕けた光を眼にしながら、無言で銃口を向け続ける
ジラー:行動ありません。
門留:同じく
GM:では、第一ラウンド終了です。お疲れ様でした。
門留:お疲れ様でした!
GM:激動の第1ラウンドだった……
門留:出目がなんというか、偏った動き方しましたねぇ……
GM:運命!!という感じでしたねw
GM:1Rはジラーさんに(ロール面で)かなり重めにお相手いただきましたね……
ジラー:ディフェンダーの見せ場ですし、美味しくいただきました。ありがとうございます。
門留:ただデータ的に負担を受け持ってもらってるのがちょい申し訳ないねえ。シンプルにアタッカーとして組んだけど、何か支援アーツとか入れれば良かったかも
ジラー:BBTのスタイル/ルーツのデータ構築上、アタッカーが支援を受け持つのは難しいですからね…
GM:ディフェンダーとサポーターは初期作成に近くても人間性が溶けますからね……
ジラー:このあたりのデータ構成は難しいところですからねえ。私も正直演出で見栄張りたいからという割と緩い理由で人間性溶かしてるところが問題だったりするので
GM:セットアッププロセス、何かありますか?
門留:なし!
ジラー:セットアップはパス。
ジラー:《ワイルドカード》を宣言。念のため「特性:トリッキー」へ変更します。
GM:了解です。門留さんは何か?
門留:焼け石に水だが『思い出の品』を使用しておく。愛1点を自分に使用し、内藤純也の絆を復元、5dで振ります!
門留:ス、と胸元に触れる。胸部装甲のケースに収めてある、かつての旅で使っていた航宙用コンパスを、少しだけ意識する
門留:銀河座標を設定し、次の行き先を示す針は今はただ力なくぶら下がるのみの代物。それでも
門留:「もう、心の風が示す方角は見えたさ……!!」
門留:(ダイスを振る)13点。うむ、それなりに回復
GM:NPCは特に無し。奈落の王のメインプロセスです。
GM:《狙い撃ち》《高速戦闘》《異能:エンチャントアーム》《海賊式で行くぜ!》《異能:オメガエフェクト》
GM:ここで《世界律:崩壊》で射程・対象をシーンに!
ジラー:使いどころですね。《エゴを阻む者》!
門留:ありがとう!
GM:こちらには対応できません。打ち消されます。描写いきます。
GM:「いい風が吹いてるみたいだな、俺――だがその風も飲み込んで、俺の渇望の追い風にする!! ――“解放”!!!!!」 光溢れ、周囲一帯を爆発的に飲み込もうとする。
ジラー:「――これ以上、あなたのエゴに何も奪わせはしない!」
奈落の王:射程は範囲、対象は門留ひとりになります。打ち消す演出があればどうぞ。
ジラー:機先を制して真鍮の腕で奈落の王のサイコアームを打ち払い、立ち塞がる!
奈落の王:「鋼の、腕……!」 何かを思い出すようにHUDの奥の瞳が見開かれる。攻撃はそれ、中心部がずれる。「……一歩間違えればあんたが消滅だぜ――クレイジーなヤツだ……!!」
GM:判定してもよろしいでしょうか?
門留:来い!
GM:(ダイスを振る)達成値29! おしい!! だが死ね!!
門留:ぬう、クリティカルのみだが一応《異能:ボーダーディゾルヴ》で……達成値17。ここはまだ自分で受けるのでカバーなしで平気です
ジラー:了解です。
門留:回避できず。ダメージ来い!
GM:《世界律:絶望》――94点ダメージ。これで最後のDAです。
奈落の王:「お前の“意志”ではとどかねえよ、俺の“絶望”には!!!!!!!」 エゴに操作された巨大な光弾が、叩き付けられる。
門留:うむ、食らって――絆「輝かしき日々」から得た愛を1点消費。解放状態になると同時に《起死回生》!
GM:ファッキン熱い~~!!
門留:――爆煙の中、揺るぎなく銃を構える姿
シング:「もんど……!!」 爆風に髪をなびかせながらその姿を見つめ、我知らず名を呼ぶ。
門留:打ち消しの異能で最低限の護りで耐えた装甲はひび割れ、しかして右腕に集う力は、受けた爆炎に負けぬ力強さを讃えて
門留:ムーブ・マイナー無し。メジャーで《チャージアタック》。判定いきます!(ダイスを振る)達成値18。
奈落の王:ここでクリティカル出して台無しにするのがGMとしての矜持ですよ!!
門留:《第二人格》で振り直し。(ダイスを振る)クリティカル、達成値40!
ジラー:きっちり回収した…!
門留:しゃっ!
GM:6ゾロでもダメだ。ガードします
門留:「――」爆煙を受ける前からの戦闘の組み立てをなぞる。鏡合わせの相手の動きを読み、飲み込み――心の奥で引き金を引く
門留:【生きる意味を知りたい】のエゴで得た罪を消費、ダメージ+5d。ダメージいきます!
ジラー:待った。こちらからも愛・罪を1点ずつ消費。罪の効果【ダメージ増強】を起動!
門留:ありがとう!
ジラー:「変形、加速鏡。使いなさい、門留くん!」
門留:ダイス増強分、お先どうぞ!
GM:かかってこんかい!!!!!
ジラー:DRに追加される効果なので、そちらでまとめて振っていいですよ!
門留:おお、了解!ちなみに加速鏡の能力は設定的にはどんな感じで?
ジラー:イメージは凸レンズ。
門留:収束効果か。了解ー(ダイスを振る)88点、アーマーガード無視!
奈落の王:軽減手段なし、累積ダメージ163!
奈落の王:FP……150!!!!!!! 倒れます!!!!!
門留:精神波の塊となった一筋の光。加速鏡を砕きながらも、更なる収束をしたその輝きが、一瞬で胸を貫く
門留:「――も、荒波も。向かって行った先に、明日がある。……なあ、“俺”よ」
門留:「お前の胸に……やり直した先で、あの人達に否定される事を恐れない……そんな勇気は、あったのか?」
門留:バイザーを開き、崩れ落ちる姿に静かに問いかける
奈落の王:鏡合わせの砲撃態勢を取った姿勢のまま 「俺の絶望を、乗り越え……渇望を……貫き、やがった……」 吐血。
奈落の王:「さすがは“俺”だ、痛ぇところ突きやがる……“脇目もふらずに”来たつもりだったが……見ないように、してただけ、だったのかもな……」
奈落の王:身体から力が抜け、膝をつく。右腕を支えにして倒れることはない。 「“航路は銀河ごとずれる”ってのに……見間違え、てたのか……なあ、キャプテン……」
門留:「……お前を覆った“絶望”の暗さは判らない。やった事は許さないが、見間違えた事まで否定はしねえよ。……だから」
門留:「俺が見に行ってやる。『あの人達が居る風景』を、俺の眼が曇らない内にな」
門留:あまりにも身勝手で、一方的な『約束』を、する
奈落の王:「――眼が覚めた、なんていわねえぜ……。俺は、俺のエゴを貫いた……。だが。まぶしかったよ。“お前”の……蒼い、光……眼を瞠るほど……まるで――あの人たちと探した――……」
奈落の王:「だから――期待してるぜ」 顔を挙げ、宇宙海賊の顔で、豪快で無慈悲であけっぴろげな顔で笑う。 「お前の“地球”に、至れ」
奈落の王:そして前のめりに倒れる。アルファ・オメガ同様、存在そのものに亀裂が入り――蒼い光の粒子となって砕けて消える。
門留:「ああ、行くさ。俺自身の“輝き”を探しにな。『地球探索者』――」消えていく光の粒子を、静かに見届けて
シング:「もんどーーーー!!!」 一瞬後、すごい勢いで駆け寄ってきて、抱きつく。
グレートヒェン:「や、やったんスよね、ジラーさん!? あの……あの奈落の王たちを、倒しちまったんスよねえ!?」
門留:「おっ、とっとっとぉ!?」実は割と限界寸前だったのでその場に仰向けになりながら受け止める
門留:あ、儀式の妨害はしたけど周囲の空間の様子は大丈夫そう?
シング:「もんど、もんど……良かった……!」 勝利のカタルシスではなく、門留の無事を喜び、ぼろぼろと涙をこぼす。
GM:渦巻いていた雲が急速に晴れて行き、合間から光が差し込んでくる。世界律の支配が完全に消えたことが半魔には確信できる。
ジラー:「ふぅ……。流石に限界が近いわね。それでも、これで終わったのよ」 守護者を送還しながら、地面に膝をつく。
門留:「おーおー、心配させちまったなぁ」シングを宥めつつ、雲の合間の光を見つめて
グレートヒェン:「は、半端ねぇええええ!! 儀式中断こそが我が悲願、くらいのテンションだったッスー!! ってジラーさーん! 大丈夫ッスか!?」 アワアワしながら肩を貸す。
門留:「――嵐の後の空は、やっぱ晴れじゃねえと、な」
ジラー:「……同感だわ」 空を見上げて、うなずく。
シング:「……うん!」 頷いて、ようやく、晴れやかに笑う。
「ジュストコール」は、17~18世紀頃の欧州で使われていた男性用の上着。洗練された装飾や刺繍が印象的なコート。それこそ“宇宙海賊”モノの艦長が着ている礼服っぽいもの、をそのままイメージするとわかりやすいかもしれない。
そんな宇宙海賊用の専用装備であるこのアイテムは、それなりに高いアーマー値・高いコストパフォーマンス・ついでに持っている割には強力な効果、と非常に器用かつ強力な防具。
宇宙――あらゆるドミニオンが接合するフロンティアで、略奪と冒険とを日常とする“あり方”によってカテゴライズされる魔物、「宇宙海賊」。道を阻む敵を力で押し通るのが彼らの流儀だ。
何でもありの乱戦に長じていることを表すアーツ。攻撃を「対象:範囲」に変更し、対クラードへのダメージボーナスを得る。
門留も持つ、「宇宙海賊」の専用装備。肉体と直結し、使い手の精神エネルギーを発射する銃。基礎威力も高いうえに、ガード値を無視する効果も持つため殺傷力が非常に高い。
それは まぎれもなく ヤツさ!
宇宙海賊のルーツを持たない門留は、この武器を帰還者のアーツ《異界の土産》で取得している。全体のビジュアルイメージはパワードスーツ装着中のサムスなんだとか。
守護者使い・召喚獣に共通する専用装備。トリッキーな戦法や異能力に長け、頭脳戦での運用に優れる守護者/召喚獣であることを表す。シーン1回限りではあるが、ノーコストで相手の達成値を低下させる能力を持つ、いぶし銀の特性。
A is for Amy...